県指定文化財
芦河内薬師堂
山口県宇部市大字芦河内775番地
その昔、社会教育委員の研修視察で訪れたことのある芦河内薬師堂に立ち寄ってみた。
実に13年ぶりのことです。
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あの時は、市の特別職で管外研修だったから宇部市、美祢市、山陽小野田市の
委員30名で来たけど、今日は一人・・・
茅葺きの寄棟造、正面3面は吹放し、正面439.5㎝、側面488㎝、敷地面積113㎡余りの建物で、集落のほぼ中央に所在し、県内のお堂の中でも古式で秀麗な景観をもっています。堂内には、阿弥陀如来薬師如来などの像や祭りの道具が保存されています。
風景は全く変わっていない。
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平成17年度の委員研修で視察したのは3ケ所でした。
芦河内薬師堂・瑞松庵・赤間硯の里ですが、そのうち、瑞松庵、赤間硯の里は何度か
行きましたが、ここ芦河内薬師堂には1度も来ていませんでした。
近くまで来たので立ち寄りました。
なつかしい資料を出してみました。(笑)
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芦河内集会所の前を通ると、二宮金次郎が立っていました。
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いつも勉強をしています。
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黒川の妙典供養碑
有形文化財
鎌倉期から江戸期にかけて盛んに造られた板碑で、宇部市内唯一の石造卒塔婆です。
前から気になっていたので、ここにも立ち寄りました。
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こんな坂道を登っていきます。
高さ128㎝の自然石の刻銘は「常音敬白 為妙典万部供養」とあり、正面の上方に大日如来を
示す梵字、また中央には蓮弁が彫られ、さらに下方には銘文が彫られています。
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下方に刻まれた銘文に天文15年とあるため、今から470年前に造られたものだとわかります